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日本サルトル学会会報第59号 [会報]

研究例会のご案内
 第43回研究例会を下記の通り開催致しますので、ご連絡致します。
 今回の研究例会では、茨木博史氏、水野浩二氏の2名による研究発表が行われます。
 当学会では非会員の方の聴講を歓迎致します(無料)。多くの方のご来場をお待ちしております。

第43回研究例会
 日時:2019年7月13日(土) 14 :00~
 場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー(BT) 26階A会議室
 交通アクセス
※市ヶ谷キャンパスは現在工事中です。正門(北側、外堀に面した側)もしくは富士見坂門(東側)から入るとわかりにくいので、ボワソナード門(南側、靖国神社側)からお入りください。ボワソナードタワーの玄関から入ってすぐの青いエレヴェータで26階まで御登りください(奥のオレンジ色のエレヴェータは途中までしか行きません)。
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研究発表 
14:00~15:10
発表者:茨木博史(在アルジェリア大使館)
「サルトルとアルジェリア戦争:アルジェリア側の視点からの再考」
 司会:竹本研史(法政大学)

15:30~16:40
発表者:水野浩二(札幌国際大学)
「倫理と歴史――1960年代のサルトルの倫理学――」
司会:翠川博之(東北大学)

総会 16:50~ 
懇親会 18:00頃~

サルトル関連文献

・Etudes sartriennes, 2018 n°22, sous la direction de Gautier Dassonneville, Classiques Garnier, 2019.[*サルトルのDiplôme d’Etudes Supérieures取得のための論文 « L’Image dans la vie psychologique : rôle et nature »と、サルトルが高等師範学校の図書館で借りたリストが収録された重要な号になっています。この論文によって『イマジネール』 の出発点がよくわかります]
・永野潤『イラストで読むキーワード哲学入門』白澤社, 2019年, 158p.[巻末に〈応用編〉として、サルトルの著作解説を兼ねた論文が収録されています]
・納富信留・檜垣立哉・柏端達也編『よくわかる哲学・思想』ミネルヴァ書房, 2019年[「サルトル」の項目があります]
・清眞人「「悲の器」としての人間―高橋和巳における宗教と文学―」『近畿大学日本文化研究所紀要』 (2), pp.85-178.
・小山尚之「『ショア』を相続する ―パトリス・マニグリエとクロード・ランズマン―」『東京海洋大学研究報告』(15), pp.49-60.
・宮子あずさ「40代女性看護師の実存からその人らしい看護を探る : サルトルの「遡行的-前進的かつ分析的-綜合的方法」を用いて」『東京女子医科大学看護学会誌』14(1), pp.1-7.
・藤江泰男「メルロ=ポンティの文学論,あるいは言語とは何か : サルトル側の視点から」『椙山女学園大学研究論集 人文科学篇』(50), pp.29-43.
・ジル・フィリップ(黒川学訳)「サルトルの『アルブマルル女王』における3つの執筆作法」『立教大学フランス文学』48号, pp. 81-98.
・澤田直「サルトルとイタリア(3)」『立教大学フランス文学』48号, pp. 99-124.
・東浦弘樹「カミュ研究者が見たサルトルの『出口なし』」『りずむ』第8号(白樺サロンの会), pp. 43-53.


理事会からのお知らせ
日本サルトル学会では、発表者を随時募集しております。発表をご希望の方は、下記の連絡先までご連絡下さい。なお例会は例年、7月と12月の年二回行われております。


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