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新国立劇場でサルトルの『アルトナの幽閉者』が上演されます [演劇]

すこし先の話になりますが、新国立劇場でサルトルの『アルトナの幽閉者』が上演されます。
新訳上演とのことです。

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2014年2月~3月公演

作:ジャン=ポール・サルトル
翻訳:岩切正一郎
演出:上村聡史

出演:岡本健一  美波  横田栄司  辻 萬長  ほか

「Try ・Angle ─三人の演出家の視点─」シリーズの第三弾は、文学座の上村聡史が、岩切正一郎の新たな翻訳によるサルトルの『アルトナの幽閉者』に挑みます。 1959年に発表された本作は、同年、パリにおいて初演。サルトルの創作劇としては最後の作品であり、『出口なし』『悪魔と神』と共にサルトルの三大劇の中に数えることができます。この作品は、当時のアルジェリア戦争でフランス軍などがアルジェリア人に対して行った拷問を問題化するために書かれており、舞台を第二次世界大戦に置き換えています。第二次世界大戦に従軍し、その戦争中の出来事により、心に深い傷を負い、終戦後、13年間も自宅に引き籠ったままの生活を続ける主人公のフランツ。彼を軸に、サルトルは「戦争」と「責任」というテーマのみならず、出口の見えない状況に「幽閉」された人々の閉塞感と絶望を描いています。


http://www.nntt.jac.go.jp/play/30000066_play.html
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